廃車の手続きは簡単に言ってこんな流れになってます

h_05280歳になる私の祖父がとうとう免許を返上することになった。今まで誰が何を言おうと自分の衰えを認めようとしなかったのが、ニュースで祖父の車に孫が引かれたというニュースを頻繁に見るようになってから、気持ちが変わったらしい。姉の2歳になる子ども――つまり私にとって甥で祖父にとってはひ孫である――のことを考えてのことらしい。孫は可愛いというけれど、ひ孫はそれ以上ということか。

祖父は引退宣言をしてからというもの、一気に年を取ってしまった。というか、色々なことが一気に面倒になったようだ。ずっと祖父が運転していた車の廃車手続きもそうだったようで、私にその御鉢が回ってきてしまった。というわけで、廃車の手続きは簡単に言ってこんな流れになってます的なのをまとめてみた。

まず陸運局に行く。どこにある?それはナンバープレートに書かれている地名によって場所が変わるので各自調べていただきたい。陸運局に行き、必要な書類を集める。

h_064一つは抹消登録申請書(OCR第3号様式)、もう一つが手数料納付書だ。それから自動車を解体してもらったときにもらったナンバープレートを返却する。そうすると手数料納付書にプレートを返却してもらったという確認印を貰える。その確認印の入った書類を含め、すべての書類が揃ったら、窓口に提出する。すると抹消登録証明書なるものがもらえ、廃車処分が完了するのだそう。やれやれ、と思うなかれ、まだ早い。同じ陸運局の敷地内にある自動車税事務所に行き、自動車税の抹消申告もしなくてはならない。ここで自動車税申告用紙をもらい、必要事項を記入する。これで次の年から自動車税納付書をストップすることができるのだ。そして最後に自賠責保険の解約を行わなくてはならない。これはそれぞれ契約している保険会社とのやりとりになる。以上だ。

こんな面倒なことお小遣いでももらわなければとてもじゃないけれど、やってられない。
(参考:http://www.city.sapporo.jp/citytax/syurui/keijidousya.html