最近高齢者の事故でプリウスが廃車になることが多い

もうすぐ3歳になる息子と手をつないでお散歩していたら、私たちの前に突然車が飛び出してきたので驚いてしまった。ひゃあと思わず尻もちをつき、息子はそんな私を見て泣き出してしまった。それにも関わらず、プリウスに乗っていたおじいさんは、私たちを一瞥するとすぐに顔を反らしてプリウスを出発させてしまったのである。もしあと1秒、私たちが歩くのが早かったら、きっと尻もちでは済まなかっただろう。せっかく楽しく散歩を楽しんでいたのに、何だか悲しくなってしまって、私たちはとぼとぼと家路に着いたのだった。

最近高齢者の事故でプリウスが廃車になることが多いそうだ。確かにこの前のおじいちゃんの運転を見ていたら、それもうなずける。
(参考:事故車でも無理に廃車にする必要はないと思う

私が教習所で習っていたとき、高速教習の車がプリウスだったのだが、普通の車と違って静かなため、ついついスピードを出してしまうのだ。それに車を発進させたときにエンジン音がないために歩行者が気づかず巻きこまれてしまう事故も後を絶たないんだそうだ。燃費もよくて環境に優しい車だけど、音がないだけに静かな凶器にもなり得る。だから擬音装置っていうオプションをつけたのだろうけれど。

せっかくのエコカーなのに、廃車にしてしまうなんてもったいなさすぎる。何でも静かになればいいというものでも…ないということらしい。